【この資料は2005年度のものです。→ 2004年

わたしの夢さがし

鹿児島県立短期大学 文学科 英語英文学専攻 2年 川野 由季    

〔解説〕 平成17年8月26日に,鹿児島県短期大学の教育を語る会・県高等学校進路指導研究協議会が主催(県教育委員会・県高等学校長協会・県内5短大が共催)で,シンポジウム「鹿児島県短期大学の教育」を開催しました。午前中には各短大生によるプレゼンテーションが行われましたが,以下の文章は,県立短期大学文学科2年の川野由季さんによる県立短大での学生生活についての発言要旨です。
川野さんの県立短大での学生生活を活写しており,高校生の皆さんにもぜひ読んでいただき,県立短大への進学を考えるうえでの参考にしていただきたいので,ここに掲載します。
鹿児島県立短期大学学生部 

 私にとって「夢さがし」とは,「自分さがし」です。私は,中学校の頃から学校の先生になりたいと思うようになりました。高校生になって,英語の教師になりたいと強く思うようになり,国立四大には合格しましたが,自分の夢を実現しようと思い,英語の専門課程がある鹿児島県立短期大学に入学することに決めました。
 鹿児島県立短期大学に入学した私には様々な出会いが待っていました。自分たちを見てくれる先生方は,親身になっていろいろ指導してくださいます。自治会の同僚とは,自治会活動をとおして様々な意見交換,経験を積ませてもらっています。大人の二部学生には,社会人の考え方・行動力を教えて頂いております。授業の1つである社会活動(ボランティア)「鹿児島100km徒歩の旅」では,他大学の人とも交流し,小学生との貴重なふれあいも経験できました。このような短大生活における様々な人々との出会いによって,いろいろな物事の考え方,人生観,社会観が育ってきたように思います。
 短大生活は,2年間と短いですが,2年間だからこそ「自分さがし」に集中して打ち込めると思います。あと半年あまりの学生生活ですが,もっと社会性を身につけ,自分の夢実現に向かって一歩一歩進んでいきたいと思います。ありがとうございました。

 川野さんのプレゼンテーションは,原稿なしで,自分の思いを自分の言葉で,10分程度の堂々としたものでした。上の内容は,その要旨をまとめたものです。